生菜少食の真実



生菜食の半日断食で免疫力が高まる

〜甲田光雄医博の研究から


     血液中のインターフェロンは普通、1cc中5000単位もあれば自然治癒力が十分、働く。


    しかし、糖尿病患者だと3000くらいに低下し、ガンやエイズの患者さんは1000単位もない。


   ところが、生の玄米と菜食による甲田式半日断食を1年間続けた舌ガンの患者さんは、6390単位のインターフェロンがみつかり、

1年以上続けた中には、1万3800という人も方もいた。


2年以上続けた人は2万1600単位という驚異的な含有量を示し、少食半日断食でC型肝炎等、難病の完治者が出るのは少しも不思議でない。

ある国の外科学会会長も甲田医博のこの処方により前立腺ガンを克服


 

甲田式の生菜食療法基本

(体質に応じて食養法は変わります)


◉生水と柿の葉茶1日1.5〜2リットル

(食事中と食後3時間は摂らない)

◉昼食

生の葉野菜数種類250gをミキサーで青汁

大根100g人参120g山芋30gおろしで

豆腐200g

生玄米粉100g

自然塩10g

◉夕食も昼食と同じ

◉この他は一切食べない

◉西式体操をしっかり行う





●少食で健康寿命が延びる

日本人は長寿の国と呼ばれていますが、寿命と健康寿命の間に約7年の期間があり、また認知症問題や生活習慣病の方々が増えています。

 米国立研究所でサル60匹を使って実験がありました。
30匹は餌を満腹に食べさせ、もう一方の30匹は腹7分の少食にして、実験を開始したのです。
15年後の死亡率は、少食のサルは、2分の1であることが判明しました。
特徴として、副腎皮質ホルモン(若返りホルモンともいわれるもので免疫力を増強させる作用がある)が加齢に従って、減ってくるのが普通ですが少食サルは減ってこないのです。

 

 

●少食で遺伝子も若返る

カリフォルニア大学のスチーブン・スピンドラー教授はマウスを使ってつぎのような実験を行っています。
A群(青年マウス・人間で18才くらい)
B群(老年マウス・人間で70才くらい)

この両群について、膵臓の細胞約1万1千個のDNAを調べました。
これまで私たちの遺伝子は変わらないとされていましたが、通常の半分のカロリーの食事で19個のDNAが若返ったのです。


 私自身(代表宮島)も白髪が目に見えて黒くなったり止まっていた月経が月のリズムで復活したりということがありました。
また、甲田式健康法を続けてらっしゃる方々の中には、「結婚10年以上子どもに恵まれなかったのが妊娠しました」「生菜食で骨密度が30%台から90%台になりました」「よく眠れるようになりました」等、喜びのご連絡をいただいています。


●生菜少食のすばらしさ

 生菜食というのは、生野菜を葉も根の方も、火を全く加えないで、原則として5種類以上の生野菜を量にして1日1,500g、塩も加えず数カ月すると難病も治るというのが西式健康法の生菜食です。


筆者(甲田博士)はこれをウソか本当か確かめてみようと挑戦、昭和25年からです。

ミキサーもない時代、すり鉢と樫の木の枝を切って始めました。
体重は激減フラフラで普通食に戻してまた再開。
これを繰り返す中でこんな厳しい生菜食を患者に勧められないということから生玄米粉、自然塩1日10g、たんぱく質に豆腐昼夕200gずつ添えてあげることにしました。

 100%の生菜食とは言えませんが、それでもいろいろな疾患に絶大な効果をあげるということがわかってきたのです。
具体的には冷え性(初めの6カ月は非常に冷えるが2年目の冬からは靴下がいらない)、糖尿病(生玄米中のわずかに存在するαアミラーゼのはたらきでβ澱粉が分解されますからそれによって生じたブドウ糖だけは吸収されますがごく少量です。
β澱粉は大腸で腸内細菌によって分解されます。
その結果、探査脂肪酸になって腸から吸収されエネルギー源として使われるのです。
この場合は、血糖値の上昇はあまりないのです)等など

 患者さんたちは大変喜ばれますが、問題は、この生菜食をいつまで実行されるかです。
過食・飽食の癖がぶり返す方も非常におおいのです。
やはり、子どもの時に正しい食育を受けてすこやかに老いる基礎を築いておくことが非常に重要です。

 その他、悪性脱毛症、帯状疱疹後遺症の神経症、筋ジストロフィー、尋常性白斑等が著明に改善した例も多数ありますが、厳しい食養法であるため、最初から覚悟を決めて実行してください。 






 

 

●食糧不足、温暖化、環境汚染浄化の救世主

 この生菜食1日わずか約700キロカロリーで、人類が近い将来に迎えようとしている世界の食糧不足の危機(自動車急増・温暖化・人口増加と耕地激減、砂漠化と灌漑用水の問題etc)を無事に克服できるではありませんか。
そしてまた、この生菜食は地球が本当に喜ぶ食です。

 完全な生菜食では、火を使う必要がないのでガスが要らないのです。
これは大きな省エネ生活です。もし、日本の人々が、皆この生菜食を実行すれば、莫大な石油を節約できることになるのです。

 

 

●9億の飢餓が終わる

 1996年ローマ食糧サミットで「8億の飢餓を減らそう」と各国が集まり話し合いました。(アジア5億アフリカ2億その他1億)
ところが、飢餓人口は減るどころか増えて9億人となっています。
経済が豊かになると肉食人口が増えますが、肉食は世界で作られるとうもろこし6億トンのうち、4億トンが牛や豚の餌に使われています。
全世界で肉食の量を減らし、約2億トンのトウモロコシを飢えた方にまわせば、まだ余りが出てくる。
全世界の人がその気になって実行しさえすればいいのです。
それには、元々素晴らしい日本食文化のある日本がまず、これを広げられたらどんなに素晴らしいことでしょうか。
まず、飢えて困ってる人々を世界からなくしてしまうことが重要です。

 また温暖化等から食糧の増産は見込めない状況です。
世界人類が平和に生きて、食糧危機が起きた場合も平和に暮らせる生菜少食を今から習慣にしておくこと、愛と慈悲の具体的実践が生菜少食となります。





●少食なら人口が100億でもやっていける〜1日1700kcalの提案

 これから50年経たないうちに世界の人口は93億人になるだろうと予想されていますが、もしそんな時代でも、腹7分1,700キロカロリーの少食を実行するならば食糧不足は起こらないと楽観してもよいのです。
1日に米500g×365日×10億人=18億トン

20億トンの穀物(米・麦・とうもろこしなど)は、現在の世界の穀物生産量と同じ位です。
そこに海産物等、供給できるので食糧問題は安心してやっていけます。 

栄養豊富な玄米菜食は、微量栄養素が豊富で、繊維が多く宿便を予防する。


人類が少食を実行するか否かで将来の運命が決定する重要な決断の時と覚悟する時です。



●自然栽培で地上楽園を

 現在日本の食糧自給率は4割以下、穀物に至っては3割以下です。
食糧を自給できるよう、真剣にみんなが考え実行するときです。
世界175か国で128番目、先進国30か国で29番目、中国などは大量に輸入が必要になってくるでしょう。
日本の休耕田を全部なくし、いのちより経済優先のさかさま社会を、本当に幸せになる道をみんで考え、一緒にやっていきましょう。
子どもたちの世代には、いのち優先の社会をバトンタッチできる大人でありたいと、切に祈ります。

 

 甲田光雄著「少食の実行で世界は救われる」より一部抜粋